名前のない生活

何者でもない僕のなんてことない日々

大学辞めます

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通信大学を今年度いっぱいで中退することに決めたので心境の変化や今後の方針について。どうでもいい話をだらだらと。

 

 

 

昨日(11/25)、ピクシブファンボックスとnoteに

『大学辞めます』というタイトルで記事を投稿しました。

 

 ↓ ↓ ↓

 

anone.fanbox.cc

 

note.com

 

 

 

ありがたいことに、それぞれ温かい励ましの言葉をいただけて、

改めてやる気が湧いてきましたヾ(⌒(ノ*•ω•*)ノ♡アリガタヤ

 

 

 

 

僕が日本画学生だったって知ってた?

 

 

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↑この手書きのニュースペーパー(?)にあるように

僕は2018年から通信大学で日本画を勉強していました。

(なかなかちゃんと報告することもできなくて、どれくらいの人が僕が日本画を勉強していること知っていてくれたのだろうか…と、辞める報告をするときになって気づきましたw)

 

 

紆余曲折あり通信という形で美大に入ることにしました。

入学にあたり、

ダイナミックにも描ける自由度の高い油絵具も好きだったので

洋画と迷ったのですが、

岩絵具は個人で始めるにはハードル高いですからね…

どうせ大学に行くなら…と、日本画を専攻することにしました。

昔から岩絵具に惹かれるものがありまして…思い切って日本画の世界へ…!!

 

 

 

 

岩絵具は…やってみてびっくり、

とってもめんどくさい画材でした(笑)

 

でも、そのめんどくさい工程のひとつひとつが、僕にとってはセラピーみたいな、気持ちを落ち着けるための作業みたいに感じられたので、自分に合ってるのかな〜なんて思ったり。

 

岩絵具はとってもめんどくさい画材です。

めんどくさいけど、それでも、僕の推し絵の具

やってみてなお最高。めんどくさいところも好き。

通信大学に行って良かったと思っています。

 

 

 

岩絵具は大好きだけどそれでも大学を辞めることにしたのは理由は以下の通り

①当初から通信という体制に自習できない民として厳しさを感じていた

②取りたい授業を取り終えた(身につけたいスキルを学び終えた)

③岩絵具は好きだけど描きたいのは“日本画”じゃないと分かった

④今後の課題は大きいサイズの制作になっていくけど僕が描きたいのは小さい絵

 

 

詳しい話は長くなるので割愛しますが、

入学してからずっとやめようか続けようかとぐるぐる考えていたのですが、

まぁ…いろいろあって、

ある日、自身の中のパズルのピースが突然カチッとハマるように、ふと、

「大学やめて自分の創作をしよう。」

と思いました(笑)

それまでウダウダ考えていたことが嘘のように、爽やかに、迷いなく。

 

そこからはサクサクと、同居している家族に報告し、それ以外の家族にも報告し、今後の方針も伝え、ネットでもこうして大学辞めるよ報告をしています。

 

年度末退学の手続きは1月なので、まだ事務的には退学になっていないんですけれど、次の段階へ向けて準備を始めています。

 

 

 

 

今後の方針

同じ話を何回もしても仕方ないので、

ここではファンボックスnoteに書かなかったことを書きますネ。

 

 

僕が目指すのは端的に言えば「持続可能な創作活動」なんだと思います。

 

 

創りたいものを創り続ける…持続可能な創作活動

これを実現するためには現実問題として、需要・資金が必要です。

 

 

別の手段(たとえば仕事やバイト)で資金を得て、それを切り崩して創作するのであれば、需要や資金を考える必要はありませんが、僕の場合はそのやり方では長期的には難しいと思っています。

 

僕は需要がない誰にも見てもらえない絵を発表し続けるメンタルの強さは持ち合わせておりません(((

発表しない絵を描き続けられるほど創作狂いでもありません(((

 

僕にとって創作物を披露することはコミュニケーションなので、創作は受け取ってもらってはじめて成立する…みたいなところがあります。

一方的な発表というより、相互的でありたい…みたいな…?

だから需要=受け取ってくれる人の存在はめちゃくちゃ大事。

僕の命を支えてくれていると言っても過言ではありません、まじで。

 

それから、資金についても、

資本主義社会において全く資本にならないもの=価値がないもの…と考えると、

それを量産し続けることに罪悪感みたいなものを感じてしまうので、

稼ぐために創作をするつもりはありませんが、多少金銭に成り得ることを自分自身に示してあげないと、長期的には筆を折る原因になりかねない。

 

 

 

なので

資金繰り的に創作は創作で自立させられたら最高

・受け取ってくれる人(ファン)の確保

…が僕が創作を続けていくために必要不可欠な

努力して得るべきモノのひとつだと思います。

あくまで、これは僕の場合なので、人によってどれくらい稼ぐか、どう人に見せるかは、プロや商業を目指すか同人で行くかなど、スタンスなども含め、ちょうどいいポジションは人によって違うので、参考にはしないでくださいね。

 

 

 

ということで、「需要と資金を確保して持続的な創作活動をする」が僕の目指すところではありますが、いきなりゴールを目指すと無理すぎて諦めちゃうので、目の前の小さな一歩から組み立てるために自分用のステップを考えてみました。

 

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ステップの内容についてはご興味あればファンボックスnoteの記事をご覧ください。

 

 

 

ファンとフォロワー

ここではファンボックスnoteで端折った「フォロワー1000人」「ファン100人」とは?…について触れたいと思います。

 

ステップ2は「フォロワーを増やす」「最終目標1000人」としています。

フォロワーは一応、各所1000人が目標ですが、

この「フォロワー」はただアカウントのフォロワーの数字が「1000」を越えればいいというわけではなく、できれば、垢移動してもアナウンスすればついてきてくれるガチで僕をフォローしてくれている人数と考えています。

そう考えると1000って結構シビアな人数ですよね。

SNSのフォローボタンを押してほしいわけじゃなくて、気が向いた時にチラチラ僕の活動を見続けてくれる人が1000人いたら…めちゃくちゃ心強い。

 

ステップ5では「堅い支援」「最終目標ファン100人」としました。

ファンって何?フォロワーとどう違うの?

明確に考えず感覚だけで書いちゃったので改めて考えてみたのですが、

 

 

「フォロワー」は、媒体に帰属している可能性(例えばpixivにある"から"見る…というような層)があったり、無料で見れるなら見る…という比較的フランクな層のことで

 

「ファン」は作者に帰属している…例えば媒体を跨いで追いかけてくれたり、「金を払うのもやぶさかではない」という時間や金銭など何かしらの大きなコストを払ってくれる熱狂的な層のこと…かな、と、思いました。

金銭的なコストで言えば、投げ銭やサブスク的支援サービスだけでなく、グッズや同人誌を購入してくれるということも含みます。

つまりファンとは活動そのものに投資してくれたり、アイテムを購入してくれる、いわば「パトロン」や「お客さん(常連さん/ご贔屓さん)…ですかね?

 

 

 

1000、100という具体的な数字に大きな意味はありませんが、

例えば、

本気でやれば1000人に刺さる、という話があったり、

同人誌は3桁刷ったら儲けが出る(そうでなければ赤字)、という話があるので、

この1000人、100人というのは、同人活動を続けていくためには良い目安なんじゃないかなと思います。

 

商業とか「絵で食っていく」くらいのことを考えるなら、最低でも1万人フォロワーがいないとスタートラインにも立てないらしいですけど、僕はそこまでのことは目指していないので、千人/百人単位で、企画したり活動したりしていければ安泰かな!

 

 

 

 

感覚的な話

 

あまりに感覚的すぎると伝わりにくいし、後で見返した時に自分でも何言ってるのか分からなくなるときもあるので、なるべく論理的な文章で残そうと思ってここまで書いてきたのですが、実際自分が感じているものって、そんなに明確に言語化できるものじゃなくてもっとフワフワした感覚的なものです。

 

具体的な言葉にすればするほど、何か間違えているような、履き違えそうな気持ちになります。なので、取りこぼしのないように、ここに、素直なイメージをメモしておきたいと思います。

 

 

 

二十歳ごろまでの僕は心を殺してレールを走るトロッコでした。

そこから暗闇に飛び込むつもりで死を覚悟してレールから飛び降りてみたら、

意外と即死はせず、案外平和な草原が広がっていて、

僕はそこで見つけた細道を進んでみることにしました。

そして今、僕は、壊れかけのコンパスを握り、自分でしっかり舵取りをしていかないと沈没してしまう小舟に乗って海原へ……

 

ん?

 

いや、今後は誰もタスクも課題も用意してくれないウッカリするとすぐ堕落しちゃう&将来が真っ暗…という意味では「小舟に乗って海へ出る」という例えにはなるのですが

…なんか違うな。

 

感覚的には、今の僕の状態は

「あ、ここに住もう。暮らせるように家を建てよう。」

って感じです。

 

レールを飛び降りて濃霧の森を抜けた先で見つけた開けた小さな草原家を建ててひっそり暮らすことを決めた…というイメージかな

 

 

 

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この森の中には他にも点々と人がいるイメージです。

 

火の起こし方、井戸の掘り方、おいしいきのこの探し方、家の建て方…

この森の先人たちはきっとこの森で暮らすためのいろんな知恵と知識を持っています。

僕はこれから僕の暮らしを作っていくために、

この森の先人たちにいろんなことを教えてもらわなければならない。

 

森の先人は、もしかしたら旅人でたまたま今ここにいるだけの人もいるかもしれないし、もう何年もここで暮らしている人かもしれない。きっといろんな人がいます。

 

とにかく僕は、この森で暮らす知恵と仲間を得るために奔走しなくてはいけない段階なのです。

そして、たくさんの知恵と工夫と助けを借りて、

僕は僕の住処(スミカ)を作っていく。

 

この森は霧が深いので、道を見失いやすいし、僕の草原にいても周りが見えなくなってどこにいるのか分からなくて不安になる時もある。

だから、いつでもちゃんと、自分の居たい場所を想っていなくてはいけないし、自分がどこに居るのか、意識的に居場所を確認していなくてはいけない。

 

僕の居る場所は空が教えてくれるので、分からなくなったら深呼吸して空を眺めます。

濃い霧が風に流されて空が見えたら、自分の居場所がわかる。

焦らず、慌てず、落ち着いて、しっかり地面を感じ続けるのがコツ。

 

一人で暮らすには心細い森だけど、ユニークな森の住民たちと触れ合いながら、細々と大切に暮らしてゆきたい…

 

そうゆうイメージです。

 

 

このイメージをもうちょっと具体的にしたのが

このステップの表(↓)というわけです

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(?????)

 

 

 

ということで

だいぶよく分からない話になっちゃいましたが、

霧の森で暮らすために、僕はまず

描いた絵をちゃんとネットに上げることと、

こまめにSNSに顔を出すことから始めたいと思います。SNS放置しがち。

 

大学辞めて、僕を縛るものは何も無くなってしまったので、

堕落しないようにスケジュールも組みつつ頑張っていきたいと思います

 

ガンバルゾᕕ( ᐛ )ᕗ

 

 

 

 

おわり