映画「ヤクザと家族 The Family」を見に行ってきました。
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公開日:2021/01/29
見た日:2021/02/01
評価:★★★☆☆
<感想>
かっこよかったです。ヤクザとタイトルに入っているので終わりのように、ゴリゴリのヤクザもので、暴力的なシーンももちろんがっつりありますけど、タイトルに家族とあることからも察せられるように、情や任侠というものに主軸を置いている映画です。
ヤクザものは漫画など創作のモチーフのひとつとして扱われることがあるけれど、この映画では、ヤクザを完全なファンタジーとして描いたりいたずらに抗争シーンを描いているというよりは、法改正やそれに伴う社会的な動きも取り入れらていて、「ヤクザとして生きる」とはどうゆうことなのかを知らしめられるような側面もありました。
星評価は4にするか3にするか迷って、結果3。
おもしろかったけど、個人的には、何か強く感銘を受ける感じでもなく、響くでもなく、考えさせられる面も少なく、映像美としてもそこまで…という感じでしたので、まぁ、「ふつうに面白い」といった感じでしょうか。ダークサイドのヒューマンドラマ。
綾野剛のファンとか暴力シーンが好きな人とか裏社会とかに「くぅ〜!しびれる〜!」ってなるタイプの人は好きな映画かもしれません。背中一面の刺青とか、黒スーツを着こなした綾野剛がかっこ良かったです。
主題歌はking gnu。king gnuの曲調は似合っているのでking gnuで良かったと思うけれど、歌詞の内容が直接的すぎてう〜ん、という感じでした。エンドロールに歌詞を表記しなくても良かったんじゃないかな、と思います。雰囲気で聞いた方が良かったかも。映画の終わりからのイントロへの流れはとても良かったと思います。
映画館で見て損はしない、ふつうに面白い映画でした。