名前のない生活

何者でもない僕のなんてことない日々

読書は片づけ

積んである本を読むのも片付けのひとつだった…

 

朝の記事で「とりあえず部屋を片付ける」という話をしました。

 

ちゃんと朝書いた記事に従って部屋を片付けていた本日。\\エライ//

お昼ご飯食べた後寝てたけど…。起きてからおやつ食べに行ったけど…。

午前中は頑張った!!

 

大学時代の遺産を処分

めんどくさくて、ず〜と放置していた大学時代の遺跡を処理したのが大きな進捗。

教科書とか資料とか…。

 

大学で専攻してたのは心理学で、心理学自体は好きなのでこれからも勉強していきたい…という気持ちもあって、なんとなく捨てられなかった。

でも読み返すにしてもまとめ直さないといけない…が、実際そんなことめんどくさくてやってられない!!!

 

ということで、思い切って捨てた。

とっても大切なもの  私を励ましてくれた先生の言葉と自分のアセスメント記録  だけ思い出として残して、それ以外は資源ごみとして束ねた。ちょっと名残惜しさもあったけど。

 

…と、

マストドンでそんな話をしていたら太宰の言葉を投げつけてくれた方がいたので、正式なものを探してきて引用します↓

 

学問なんて覚えると同時に忘れてしまっていいものなんだ。けれども全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底にひとつかみの砂金が残っているものだ。これだ。これが尊いのだ。勉強しなければいかん。そうしてその学問を、生活に無理に直接役立てようと焦ってはいかん。ゆったりと、真にカルチベートされた人間になれ!

    太宰治『正義と微笑』 

 

砂金は残ってる、それは確か。実感として。

生活に直接役立ってはいない(専門職についたわけではないので)けれど…太宰も焦るなって言ってるし!きっとこれでいいのだ。

 

ちなみに私はカルチベートの意味がわからなかったのですが、

「洗練」ということらしいです()。

ゆったりと真に洗練された人間になれ

…かっこいいな、洗練された人間。なりたいですね、ゆったりと。

 

太宰は心中しちゃったけどね…(

太宰は洗練された人になれたのだろうか。太宰の人生が幸福だったのだろうか。…わからないけど、短い人生で残したものが今でも「太宰が言うには」と引用されていること、文豪と呼ばれていること…。太宰の書いたものの中に普遍的なものがあったからなんだろうな。“なんとなく魅かれる”ものがありますよね、太宰。

 

本棚を整頓

大学時代の遺産を束ねたあと、書棚の整頓もしました。

※大判の書籍の書棚のみ。文庫や漫画本の書棚は別。

 

私は書痴(物質として書籍を愛する癖)なので、基本的に本は処分しないつもりでいるんですが、自分の意思で集めたわけじゃない本もあったりするのでそれは処分しようかなと思いました。本が溢れてるから…。本棚はいくらあっても足りない(書痴の定め)。

 

自分のお気に入りの本だけ選抜すると…

 

なんて素晴らしいんだ!!!

 

惚れ惚れするような本棚である…。

私が好きな本、どれも最高に素晴らしい本なんだ…!(あくまで私にとって)

素晴らしい…。

 

お気に入りは本棚に大切に並べて、その他、自分で集めたわけじゃない本とか、一応とって置いた本は中古屋に売ります。

 

ただまだ読んでない本、いわゆる積ん読の中に判別不能な本が…

 

読みたいけど本として好きではない本(=内容に興味があるが装丁に思い入れがない=書籍としての魅力が低い=書痴の私にとっての価値が低い)とか、読んでみないと好きかわからない本とか。

 

その本が邪魔(((

 

それらのおかげで100%最高な本棚になりきれない!!

最高な本棚にするためには判別不能積ん読を…読めばいい…、読めば片付けられる、読まないと片付けられない…。

 

え!ということは読書=片づけ…!?!?

 

読書が片づけ

読書って片付け中にうっかり読み始めちゃう、あの、片付けと真逆の場所にあるやつかと思ってた。片付けが義務だとしたら読書は娯楽だと…。

娯楽しながら義務をこなせるなんてことが…!あるのか…!目から鱗

 

私は片付けができなくて、ずっと「片付けなくちゃ」と思っていて、

(※私の中で起きていることは大体『片づけられない女たち』に書かれているのと同じ)

 

読書(娯楽)は片付け(義務)が終わった後にすることだと思ってたから

散らかってるから片付けなくちゃ→読まないから大切な本かどうかが判断できない→散らかる→片付けなくちゃ→わからない→片付けなくちゃ→わからない…(エンドレス)

ということが起きていたんだ…。

※「やるべきことをやってからやりたいことはやれ」という教育の成れの果て

 

きっと本に限らず。

成長するにあたって必要なものも変わるし、欲しいものも変わるし、そうやってどんどん追加はされるけど、延々と判断できないものが増え続けるだけ…。

 

判断できないのは知らないからだ。

たとえば服も、自分に似合うかどうかわからなければ処分できない。着てみて鏡で見て、1日過ごしてみて…それでわかるんだ、自分に必要なものかどうか。

本も読んでみないとわからないように…。

 

ひとつ賢くなりました。

片付けと称して本を読みます(笑)

個人的に「有無を言わず本を100冊読むぞキャンペーン」実施中なので丁度いい。

 

本を読みます!←結論

 

おわり!